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フランス建築旅行3 (3日目 ロンシャンの礼拝堂等)

投稿日:2019.03.28 | コメントをどうぞ

 

 

 

 

 

フランス建築旅行3です。

 

昨日は晴れたり、雨や雹が降ったり、天気がいまいちでした。

 

そして今日も朝から雨が降っております。

 

今日はこの旅行のメインイベント、フランス料理でいうところの「アントレ」(多分)、

 

ロンシャンの礼拝堂に行ってきます。

 

 

 

 

  スクリーンショット-(3)

 

 

 

パリからロンシャンまではこんなに(約350km)離れています。気が引き締まります。

 

 

まずは、TGV(新幹線)に乗ってミュルーズへ。

 

  IMG_1544  IMG_1547  

パリ・リヨン駅 ホール1

 

撮り鉄ではありませんがカッコ良すぎてテンションあがります(笑)

 

 

 

ミュルーズで乗り換え、ベルフォールまで向かいます。

 

 

 

 IMG_1549

ベルフォール駅

 

まだアントレにはありつけません。

 

 

ここから山の上にある礼拝堂まで30分。タクシーで向かいます。

 

僻地のような場所にあるため、運転手さんに帰りの時間を伝え、迎えの予約をしておきます。

 

 

そして礼拝堂に着きました。

 

 

 

 

IMG_1619

 

 

  IMG_1602  IMG_1630  IMG_1622

 

 

凄いー!写真で何度もみた建物が実在していることにテンションがあがります(笑)

 

カニの甲羅から着想を得たとされる不思議な形態。スタッコで仕上げた分厚いコンクリートの壁はなかなかの重厚感。

 

ただし、屋根と一部の外壁はエッジがきいており野性的ですが野暮ったい感じはありません。

 

これも「フランス建築旅行2」で紹介したサヴォア邸を設計したコルビュジェの作品です。

 

同じ建築家が設計したとは思えないですよね。

 

ぐるっと外観を見終え建物内へ。

 

 

 

 

  IMG_1633

 

  IMG_1683                IMG_1671

 

 

 

中に入ると圧巻です。小さなステンドグラスから光の束が差し込み、反響する自分の足音と光の束だけが空間を包みます。

 

何か意識しなくても光と音だけに意識が向くような感じです。

 

とても神聖な感じがしました。

 

 

  IMG_1556

  礼拝堂からみるロンシャンの村

 

 

  

  扉に描かれたコルビュジェの絵画

 

 

 

  雨樋と採光塔

 

 

  

  ステンドグラス

 

 

 

 

 

周囲の建築も見て回ります。

 

 

  IMG_1696 IMG_1693

  ビジターセンター正面と側面

 

 

  IMG_1688 IMG_1694

  修道院外観、配置関係のわかる周辺の模型

 

 

 

ビジターセンターはレンゾ・ピアノ設計。

 

半分を地中に埋め、主張を抑えた軽やかな建築。

 

修道院の設計はコルビュジェ。こちらも丘の勾配のなかにひっそりと佇んでいます。

 

 

 

この後、満足に見学を終え、予約した帰りのタクシーを待っていたのですが時間を過ぎても全く現れません。

 

結局タクシーは来ず、新幹線の時間も目前に迫っております。

 

こんな僻地で置いてけぼりはやばいと焦っていると

 

地元の夫婦のような方がやって来られました。

 

拙い言語とジェスチャーで緊急事態であることを伝えると駅まで送ってくださるとのこと。神です。

 

出発5分前。ギリギリ間に合いました。本当に感謝です。

 

コルビュジェの礼拝堂に神は宿っていたと感じた1日でした。

 

 

 

(/・ω・)/4に続きます。

 

 

 

 

 

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