腰掛待合建て方
投稿日:2020.11.14 | コメントをどうぞ
既存住宅に茶の湯空間を作る計画。
先日土庇の建て方、屋根葺きを終え、ただいま腰掛待合を作る工程です。
腰掛待合は、茶席の露路に設ける休憩所。
客が亭主の迎えつきを待つための重要な場所です。
どの位置に設けるべきかをオーナーと共に慎重に検討しました。
つくばいの気配が感じられ、なおかつ客の動線を考慮して、無駄な所作が生まれないような配置にしています。
部材は全て職人さんの手刻み。
柱梁接合部 表しとなる部材はビスが見えないような納まり。
タチの制度を確認しながらの建て方。
垂木の長さは現場で調整します。
今後も工事監理の模様をブログに綴っていきます!!